出演/スタッフ

マーティン・フリーマン / ミルトン・フルックマン

1971年イングランドのハンプシャー・アルダーショット生まれ。ロンドンの名門校セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで演技を学ぶ。主演したTVシリーズ『The Office』(01年)のヒットで知られるようになり、映画『ラブ・アクチュアリー』(03年)や『銀河ヒッチハイク・ガイド』(05年)などに出演。コナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズを原題に置き換えたTVシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』(10年~)では、探偵ホームズの相棒ジョン・H・ワトソンを演じ、ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチとともに大ブレイク。ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』三部作(12年~14年)では、主役のビルボ・バギンズに抜擢され、ハリウッドでも注目を集めた。また、エミー賞受賞の米国ドラマ『ファーゴ』(14年~)で主役のレスター・ナイガードを演じている。

ミルトン・フルックマン

当時35歳でアイヒマン裁判のテレビ放送権を獲得し4ヶ月もの撮影期間、毎晩37カ国に映像を配給したアメリカのプロデューサー。裁判の前にはリタ・ヘイワースの『サロメ』(53)、NBC用のドキュメンタリーシリーズを含む数多くのハリウッド映画に携わった。その後彼はその業績によりピーボディ賞を受賞。現在もプロデューサーとしてアメリカで働いている。

アンソニー・ラパリア / レオ・フルヴィッツ

1959年生まれ。オーストラリア、アデレード出身。米国移住後、下積みを経てアーサー・ミラーの舞台『A View from the Bridge』(98)でトニー賞を、2002年には「そりゃないぜ!? フレイジャー」(00~04)でエミー賞を受賞。2004年には『FBI失踪者を追え』(04)でゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞した。そのほか『依頼人』(94)、『エンパイアレコード』(95)、『ギター弾きの恋』(99)、『オータム・イン・ニューヨーク』(00)など多数の映画、TVシリーズで活躍。本作ではフルックマンに引き抜かれ、裁判の撮影を指揮する野心的なドキュメンタリー監督レオ・フルヴィッツ役を演じた。

レオ・フルヴィッツ 1909-1991

革新的なアメリカのドキュメンタリー映画の製作者でアイヒマン裁判のテレビ番組の監督。左翼思考の為マッカーシー上院議員により10年間ブラックリストに入れられていた。ハーバード大学卒、ドキュメンタリー『Native Land』(42)と『Strange Victory』(48)で名声を得て、アメリカの中でも最も高名な映画製作者となった。その後彼はニューヨーク大学の映画の教授と映画とテレビの卒業者の機関の議長となった。

レベッカ・フロント / ミセス・ランドー(宿の女主人)

本作では、レオ・フルヴィッツがイスラエルで泊まった宿の女主人ミセス・ランド-役を演じた。初めはレオに対してぶっきらぼうな態度をとっていたが徐々に自らの過去を語り心を開いていく重要な役を務めた。

監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ

1973年生まれ。イギリス、ポーツマス出身。01年に短編“Royalty”(01)の脚本・監督を手がける。その後それをヒントにして“London to Brighton”(06)で監督として劇場映画デビュー。07年英国アカデミー賞新人賞ノミネートを始め、国内外で数々の賞に輝き、批評家から絶賛を浴びる。近年ではシニアの合唱団を舞台に老夫婦の人生の再生を描いた感動作『アンコール!!』(12)が記憶に新しい。役者としても、ケネス・ブラナー主演のゴールデングローブ賞候補TVシリーズ「刑事ヴァランダー3 白夜の戦慄」(12)に出演している。